人間くささをトコトン前面に出して、顧客に満足を売る・・・。
なぜそうしたものが求められるかといえば、ハビングからビーイングの時代になって、消費者が"心のぬくもり"を求めはじめたからでしょう。
"心のぬくもり"とは、言葉を変えていえば親近感です。
自分のためを思ってくれる、いつも自分にささやきを投げかけてくれる・・・そういった距離が大切なのでしょう。
たとえばデパートではよく"ささやきバーゲン"というものを行います。
「貴方だけに教えるんですよ」といって社員特割セールの招待状をわたすのです。
この"ささやきバーゲン"は明らかに親近感の演出ですよね。
選ばれた貴方だけにといってささやかれた方は、すっかり気分を良くしてそのお店の固定客となります。
満足を売る商売のことをアメリカでは"ホスピタリティー産業"と呼んでいます。
ホスピタリティとは日本語で「厚遇」の意味。
"消費者は王様、お客様は神様"を徹底させる商売のことです。