このドラマは、大学出でキャリア・ウーマンのホーテンスと、育ちも今の暮らしもよくないキャリンと娘とを対比させて、「人種差別はもはやテーマではありえない」というマイク・リー監督の意図を見せる。
そしてこれからは、人種や男女の違いにかかわりなく、人々がどれだけ大人であるかが大事と、読みとらせたいようだ。
カメラの前では笑顔でも、その裏には秘密も嘘もある多くの人生を見てきたモーリスに、愛し合う人々が何故痛みを分け合えないのかと言わせることで。
ラストシーンのキャリンの台詞が効いている。「人生って、いいわね」。
家族の幸不幸は、個人の生き方の選択と社会の成熟にかかっているのでは。
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